村上春樹 新潮社
村上春樹が語るアメリカ体験や’60年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。 「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。
ーもくじー 第1夜 「物語」で人間はなにを癒すのか ・コミットメントということ ・阪神大震災と心の傷 ・言語かイメージか ほか 第2夜 無意識を掘る“からだ”と“こころ” ・物語と身体 ・作品と作者の関わり ・結びつけるものとしての物語 ほか
管理人(my-shelf.com)へのご連絡は、info●my-shelf.comへ。 「●」を「@」へ変更して下さい。